吉原のリスカブルマ(成人向け、閲覧注意)
どうも、メロソです。お久しぶりです。
汚れが気になったのでマイク付きイヤホンを洗濯したらマイクが死んで通話に使えなくなりました。
タイトルで完全にオチが出でしまっているんですが、今回は風俗同好会シリーズです。最近のご時世がアレだったので出すタイミングを探ってたんですが、このままお蔵入りしそうになったんで公開します。
念のためですが、店や嬢などが特定されないよう、ちょくちょくフェイクが入りますのでご了承ください。
↓過去の話はこちら↓
日本昔ばなし 背中に龍を背負う女(閲覧注意) - 龍とアナルは使いよう
花魁ドラフト(成年向け、閲覧注意) - 龍とアナルは使いよう
ではさっそく本編。
2019年10月、皺だらけのおっさん達しかいない風俗同好会にニューフェイスが生まれた。
他社のため自分の後輩ではないが、院卒の大型新人が研修期間を終了し、研修後の某社の新人激励会なるもので我らが風俗同好会の会長に目をつけられた。熱烈な勧誘の末、その日のうちに加入を表明したのだ。
近年、高齢化を懸念されていた風俗同好会の若返りを図っての勧誘であったらしい。
大型新人を迎え、2019年も月一の催しを欠かさず行う中、ある日会長から1本の電話が届いた。
「少し相談がある」
会長から電話が来る時は大抵が店探しの相談であることが多いが、普段は休日によくかかってきていた。だが今回は平日の業務中である。急ぎの用なのだろうか。
「相談ってどうしました?」
会長に問うと、彼は口を開いた。
「実は大型新人くんの誕生日が12月で、彼に『せっかくだから行ってみたい店とかあるか?』と聞いてみたんだ。そうしたらな…」
私は息を呑んだ。
大型新人くんが提案したジャンルは、
風俗用語で言うNS(※)、いわゆる無責任ビートであった。
※よいこははおうちでパパやママにきいてみてね!
風俗同好会、これまで無責任ビート系列の店は開拓していない。誰もがもしもの時の恐怖で、行く勇気がなかったのだ。ある意味健全なおっさん達である。
だが新人が期待してリクエストした以上、会長にもプライドというものがある。その毛色のジャンルに行ったことがないと言えないのだ。いい歳だから。
「悪いが店探し、付き合ってもらえないか?」
正直断りたかったが、ここで恩を売ることで次の案件につながる可能性もある。
「…わかりました、善処します」
電話を切り上の空でその日の業務をこなす。自分自身も無責任ビートはしたことがないため、まず値段が恐ろしいことになるのではと恐れ慄いていた。
だが、定時を回り、自宅までの帰り道の電車で、色々と調べてみると、ある地域にその系統の店が集中していた。
遊郭の町、吉原である。
実は我らが風俗同好会、吉原での活動は一度もない。普段は池袋や新宿などが多く、ド有名な吉原は誰も行ったことがなかったのである。
無責任ビートとなると値段もバグるのではと調べたが、普段入店している店と大差ない店もあるようだった。
いくつかの店に目星をつけ、会長に報告した数日後、会長と大型新人で店を決めたとの旨の連絡が来た。会長もたいそうご満悦で、当日には解散前にお礼と称してクレープを奢ってもらった。
イチゴチョコクリーム550円。
12月某日、我々は鶯谷駅へ集まった。吉原の無責任ビート対応店は車での送迎に対応した店が多く、今回来店予定の店も鶯谷駅からの送迎に対応していたためである。大型新人も念願の無責任ビートということもあり、普段の猫背もやる気でピンと伸びていた。
今回の参加者である私・大型新人・課長・会長が全員集まり、「そろそろ送迎来ますかね?」と話し込んでいたところ、会長が口を開いた。
「…今更で申し訳ないんだけど、昨日予約の電話かけたら、予約が既にいっぱいなので申し訳ございませんって断られてさ…」
ゑ?
突然の会長のカミングアウトに戸惑う風俗同好会。なぜ集合したこのタイミングで言う?
このままでは大型新人の誕生祝いが台無しになってしまう。どうすべきか私は空っぽの頭をフル回転させている傍らで、大型新人が提言した。
「じゃあ吉原まで歩きながら店決めましょうか!せっかくなので色んな店見ましょうよ!」
会長、満面の笑みで大型新人の提言を採用。大型新人がこのおっさんたちに気に入られている理由がこれか。急遽決まった案に則り、我々は吉原までの外観を楽しみながらスマホで風俗情報を参照することにした。
あと5分ほどで遊郭街に着くかといったところで、大型新人がここに行きたいと一つの風俗サイトを私に見せてきた。
コスプレ系無責任ビートである。
コスプレは、漢の夢だ。誰しもが一度はその旨の動画を視聴し、幻想を抱いたであろう。
だが、コスプレ系の風俗では一つ、大きな懸念点が存在する。
せっかくオプション料金を払っても、ご対面〜シャワーまでの間しかコスプレせず、いざプレイの時には脱がれてしまう可能性があるという点だ。
我々風俗同好会は、上記の問題にたびたび苦しめられてきた。店によってはサイトを閲覧してもプレイ時の着用の可否が記載されておらず、口コミにも記載されていない事も多々あった。会長もその経験からか、コスプレ系は基本的には避けている。
だがしかし、今回の主役は大型新人。主役の要望には答えなければならない。会長は少し悩んだ末、首を縦に振った。
遊郭街に入り、その店は割とすぐに見つかった。豪華とは言い難いが、どっしりと吉原の土地に構えた立派な外観である。入口のドアを開け、迎えたボーイに予約していない旨を伝える。笑顔で待合室へ誘導され、すぐに熱々のおしぼりと冷茶が運ばれた。
「今空いてるのはこの子たちですね〜、この子やこの子とかは別店舗勤務の子たちなんで、その際はお手数ですがお車でそのお店まで送迎させて頂きます!」
年配のボーイが6〜7枚ほどの嬢の写真を見せてきた。我々はまずは大型新人に指名させた後、残りの3人でそれぞれお好みの嬢を指名した。私はこれまでの経験から、名前の横に年齢が記載されていない嬢はかなり歳を重ねた嬢が出てくる可能性が高い事を知っていたため、24歳と書かれたアイ(仮名)を指名した。24歳ならおそらくは高くても30歳以下の嬢が来るだろう。
会長と課長は別店舗勤務の嬢を指名したため、待合室には私と大型新人が残った。ボーイに料金を支払う際、A4サイズの紙を渡された。
「そちらにプレイの詳細な希望をご記入お願いします!記入された内容通り、女の子がおもてなし致しますので!」
言われた通りプレイ内容の希望を書いていく。内容としてはどちらが攻めるか、どのコスプレがいいか、無責任するか否か等だった。
コスプレの種類には制服、ナース服、メイド服のような一般的なタイプがあり、アニメキャラ等の特殊なものは置いてなさそうである。私は体操服かブルマかで悩んだが、断腸の思いでブルマを選択。大型新人は競泳水着を選んだようだ。風俗同好会は会員の性癖を否定しない。
5分ほど待ち、料金支払い時に渡された受付札の番号を呼ばれた。プレイの準備が整ったらしく、プレイ中の禁止事項などを伝えられた。
「それでは階段登った先に女の子が待っておりますので!60分間ごゆっくりどうぞ〜!」
少し急な階段を上りきると、ブルマ姿で私の方へ床に正座で丁寧に頭を下ろす嬢がいた。
「アイです、よろしくおねがいしまーす♪」
…………悪くない。パネルと比べても3発くらいぶん殴られて顔を平べったくした程度で、体つきも申し分なかった。年齢は20後半〜30前半かといったところ。
「じゃあお部屋2階だから行こっか♪」
アイが私を部屋へ導くために手を差し出す。その手を取ろうとした時、私の目に見たくないものが映り込んだ。
右腕の二の腕に無数に広がった、リストカットの跡である。
いけない。
これはいけない。
私は風俗で、嬢と恋人つなぎで部屋へ向かっている瞬間が、一番性を実感する。
この僅かな時間を使って、自分の気力を高めるのだ。こんなもの見せつけられたら人は萎えてしまうのだ。
だが非常にも、アイはノリノリで部屋まで案内し、テンポよく私の服を脱がし生まれたままの姿にしてしまった。
「じゃあ私も脱がして♪」
そう言うとアイは私に背を向け、両腕を上げ私に服を脱がさせるよう促した。萎えてしまった心を激励しながら、ブルマと下着を脱がす。
…どうして…こういう奴に限っていい感じの体つきをしてるの……
どうして神は天に二物を与えないのか。そのリスカ跡がなければいい女なのに。なぜキズあり特価にしてしまうのか。
2人で体を洗いっこし、湯船に浸かる。体を密着し下半身を手で弄ばれたが、まだショックが残っており全快にはならない。
「…そろそろベッドいこっか❤️」
宣告が来た。湯船から出て体を拭く。私はタオル一丁でベッドに腰掛け、アイは下着をつけずブルマを着用した。ありがとうございます。
ベッドに仰向けに寝かされ、プレイが始まった。アイに全身を弄ばれるが、腕を見たくないため、目を瞑って受け入れる。するとアイは「かわいい❤️」とさらに責めを強める。アラサーのオタクが目を閉じて責められる姿のどこに可愛さを見出すのだろうか。
だが、自分の意思とは裏腹になぜか肉体が元気を取り戻してゆく。「そろそろやろっか❤️」とアイはゴムをつけることなく私の上に跨り、ブルマを少しずらして私と繋がった。
……………
うん、気持ちいい。気持ちいいけど、アイが腰を振るたびに腕のアレがチラつく。チラつくたび、やる気が減衰する。
攻守交代し、こちらが上から腰を振る。アイは感じているようだが、こちらはやはりやる気がみるみるなくなっていき、初期状態に戻ってしまった。
「…あれ、元気なくなっちゃったね?またすぐ元気にしたげる!」
一度合体を解除し、再度アイに私の体を弄ってもらう。もう傷を見たくないのだが、このままフィニッシュできずだと、風俗同好会の鉄の掟「フィニッシュできなかった野郎は切腹してでも嬢に詫びろ」に引っかかってしまう。なんでこんなリスカ野郎に切腹しないといけないんだ。
だがここで、妙案が浮かんだ。
嬢を見ず自分が好きなエロ漫画を思い浮かべながらプレイすればフィニッシュできるんじゃね?
この案、確かに嬢に対して、というより全女性に対して最低の行為である。しかし、わざわざこんな店でフィニッシュできなかったら、それこそもっと失礼である。
私は目を閉じ、最近読んだエロ漫画を記憶から掘り起こし始めた。
そして、辿り着く。
雛原えみ先生っ…!
女えんぼっ………!!
※ステマではありません。普通に買って愛用してるだけです。むしろダイマ。みんな買って。きっとわかるから。ね?ね??ね??
頭の中をイチャラブで一杯にする。目の前のリスカブルマに弄られても、目の前に浮かぶのはクーデレの汐里ちゃんだ。あゝ至福。
復活する肉体。再結合するが、この戦法を辞めてはいけない。辞めてまたあの腕を見れば、全てを無駄にしてしまう。
私はアイの腕が見えないよう、アイの全身を強く抱きしめ、視界に映らないようにしながら責め立てる。アイも怒涛の攻撃に声を上げるのみ。
そして、
「ああっ❤️」
終焉。アイの中で果て、無事フィニッシュに辿り着いた。
その後は、腕の傷に触れることなくアイとシャワーを浴び、部屋を出た。ボーイから最寄りの駅まで送迎できると説明されたが、他の店に行った同好会員もいるため丁重に断り、店を後にした。
プレイを終えた会員たちが1人、また1人と集合場所へ集まり、最後に戻ってきた大型新人の顔は、とても清々しいものであった。無責任ビート初体験、おめでとう。
今回は以上です。
皆さんも今後リスカブルマと出会った際はお気をつけ下さい。九死に一生です。
そして最後に一つだけ、
雛原えみ先生、本当にありがとうございました!!!!
この後まいすうぃーと❤️でびるも買いました。
それでは、また。